こんにちは、コピーライターの田村です。
今回は、
- 「ライターって気にはなるけど」
- 「向いてるかな?」
という方のために、
ライターに向いている人の
5つの特徴について解説していきます。
こんな人はWebライターに向いてる「5つの特徴」
私が普段仕事していく中で、
こんな人はライターに向いてるなと
感じる特徴は次の5つです。
- 文章を書くのが好きな人
- 情報収集や調べることが好きな人
- マーケティングの知識がある
- かみ砕いて説明することが出来る人
- 最低限のマナーがある人
当てはまるものがあるかなーと
考えながら見てみてください。
①文章を書くのが好きな人
1つ目はこれ。
飛び抜けた文章力!とかではなく、
文章を書くことが好きだったり
抵抗がない人。
案件にもよりますが、
数千文字の文章を執筆することも
多々あります。
そもそも文章を書くのが苦手な方は
辛い仕事かもしれません。
②情報収集や調べることが好きな人
これはどの分野のライターでも
共通していることですが、
執筆前には必ずリサーチが
必要になります。
打ち合わせ時に提供される情報の他に、
「読み手が知りたいのは何か?」
「どこに価値を感じているのか?」etc…と
内容に応じて必要な情報は変わります。
時間配分的には、
【ライティング<リサーチ】
という場合がほとんどなので、
普段からネットサーフィンしている人は
向いているかもしれません。
③マーケティングの知識がある
Webライティングが活用されるのは、
個人・企業の売上アップに向けた
施策の中の一部分です。
広告が絡むこともあるので、
- 「どんな人にアプローチしているのか。」
- 「何を伝えれば価値を感じてもらえるのか。」
そこまで理解して執筆できれば
クライアントへの貢献度も違いますよね。
マーケティングの知識は
ぜひ身に付けておきましょう。
④かみ砕いて説明することが出来る人
取り扱う内容にもよりますが、
中には専門性が高いものもあります。
もし、初心者に向けたコンテンツの中で
専門用語ばかり出てきたらどうでしょう。
いちいち調べて読んでくれる人は
ほぼいませんし、
読み進めてもらえなくなります。
相手に合わせて
専門用語や難しい内容を
分かりやすく説明できる人は、
ライターにも向いています。
⑤最低限のマナーがある人
「Webライターは一人で黙々と」
というイメージは強いと思います。
確かに、執筆中は
黙々とPCに向かっていますが、
仕事の流れの中で
クライアントとのやり取りや取材など、
人と関わる場面は必ず出てきます。
そこで、打ち合わせなどの時間に遅れたり、
失礼な言葉を言ってしまったりすると
損はしても、プラスにはならないですよね。
せめて最低限のマナーは
身に付けておいた方が◎
Webライターは誰でもなれる?
Webライターは必須資格がなく、
学べば誰でもなれます。
向いている人に当てはまるなら
学んでみるのもおススメ。
何が向いていて、
自分の特性がどこにあるのか
やってみないと分からないことも
多々あります。
私も、バリバリ営業していた頃は、
ライターとして独立したい!なんて
思ったこともなかったくらいです。
ライターは資格がなくてもなれる
ライターの仕事は、必須資格がないので
学べばライターになれます。
ただ、しっかり仕事として
やっていくことを考えると、
ライティングスキルの他にも
- 分析力
- 理解力、
- マーケティング
- 心理学、
- ヒアリングスキル
- etc…
と、その他の知識やスキルは
身に付けておいた方が良いです。
新しいことを学ぶのは
大変なことも多いですが、
その知識やスキルを
活かせるようになると、
仕事の幅が広がります。
学力や性別も関係ない
性別はもちろん、学力も
ライターには関係ないです。
ライティングスキルも
その他のスキルも、
学力は関係なしに
身に付けられます。
もちろん、
向き不向きはありますが。
学力が必須だったら
おそらく私はライターには
なれなかったと思います。
学力なんかより、
この仕事が好きな気持ちや、
学ぼうとする気持ちの方が
よっぽど大事です。
ライターの仕事の流れ。受注から納品まで
依頼を受けてから納品までは
ざっくり5つの流れで仕事をしています。
- 依頼を受ける
- リサーチや取材
- 情報をまとめて執筆する
- クライアント確認
- 納品
1.依頼を受ける
クライアントから依頼されたり、
応募した案件で採用された場合も、
まずは条件や内容、目的の
すり合わせをしていきます。
目的はなにか。
- 「見込み客の獲得」
- 「ホームページを上位に表示させたい」
- 「商品を売りたい」
- etc…
また、どんな相手に向けて書くのか。など
詳細にヒアリングしていきます。
内容によってはここで
単価の交渉をすることもあります。
2.リサーチや取材
打ち合わせが終わったら、
執筆に向けた情報収集です。
ここは時間をかけてでも
しっかりやっておきましょう。
集めた情報が少なく、
内容が薄くなるにつれて
ライティングの質も落ちていきます。
- 類似商品を扱っているお店の商品ページでは何を伝えているのか?
- ターゲットはどんなキーワードで検索しているのか
必要な情報は
案件によって変わりますが、
目的を意識することで
リサーチの精度も高まります。
3.情報をまとめて執筆
情報が集まったら、
ここでやっと執筆し始めます。
集めた情報から
「何を伝えるのか」
「どんな構成にするのか」
を考えて進めていきます。
クライアントによっては
決まった構成がある場合は
それに合わせて執筆していきます。
そして、
長文の執筆になるので
スマホでの作業はおすすめしません。
時間をかければ
出来ないこともないですけどね・・・
4.クライアント確認(必要に応じて修正)
執筆が終わったら
クライアントに提出し、
修正があるか確認してもらいます。
(あれば修正も)
5.納品
- 打ち込みまでしてほしい
- テキストだけで良い
など、納品形式は
クライアントによって異なります。
納品時にバタつかないよう、
納品形式については
最初に確認しておくと◎
Webライターの働き方と将来性
Webライターの働き方は、
会社員とフリーランスの主に2種類です。
(副業はここでは省略)
そして、Webライターは
ずっとライターでいる必要はなく、
その後はステップアップしていくことで
収入アップも期待できます。
Webライターとしての働き方と
その後のキャリアについて。
こちらも解説していきます。
Webライターの働き方
ライターの働き方は主に
フリーランスと会社員の2つです。
フリーランスのライターとして働く
まずはフリーランスとして働く場合。
フリーランスの場合は
在宅でほぼ完結します。
打ち合わせなどで
対面でお話しすることもありますが、
執筆自体はほぼ自宅です。
通勤時間がないので
その分を仕事に割いたり
私用に回したりできるのはメリットですね。
ただ、収入面では自分の行動次第で
上下するので安定しにくいのと、
仕事とプライベートの境界線が
曖昧になりやすいので、
区切りをつけやすい環境や
条件を決めておくと良いかもしれません。
会社員として働くライター
次に会社員として働く場合です。
会社員として働く場合は、
収入が上下することなく安定していること、
スキルを磨く下積みになるのが
メリットとなります。
ただ、収入を増やすという面では
実績を出したり、スキルを身に付けても
あまり収入に反映されない側面も。
それでも収入を増やすには
副業という選択肢がありますが、
仕事で疲れて帰ってきたあとも
副業の仕事をすることになります。
自分の時間が減ったり、
心身共に負担が増えるのは
デメリットと言えますね。
Webライターの将来性について
Webライターとして働いていく中で
収入をアップさせていくためには、
単価を上げる以外に
ステップアップして稼ぐという方法も。
自分のスキルや特性を活かせる
働き方を探してみると◎
- ディレクター
-
プロジェクト全体の進捗管理・品質チェックを行う
- 編集者
-
Webライターが執筆した記事の編集・品質チェックを行う
また、クライアントの売上に貢献する
コピーライターやセールスライターなど、
得意な分野に特化するのも◎
Webライターに必要なスキルは?主に3つです。
私が普段ライターとして
仕事をする中で、特に必要だなと
感じるスキルは3つ。
これらを身に付けておくと
仕事の幅が広がり、
より安定して稼ぎやすくなります。
ライターを目指す方は
ぜひ身に付けておきましょう。
リサーチ力
向いている人の特徴と
かぶってしまいますが、
ライティングの質は
リサーチの質で大きく左右します。
- 商品を購入するターゲットはどんな人で、何が喜ばれているのか?
- 類似商品を扱っているお店の商品ページでは何を伝えているのか?
- ターゲットはどんなキーワードで検索しているのか?
依頼された案件の目的によって
必要な材料を集めるリサーチ力は
身に付けておくべきスキルです。
理解力
依頼を受けていく中で、
得意なジャンルの執筆もあれば、
あまり詳しくないジャンルの執筆も
必ず出てきます。
詳しくない、難しい内容も、
ライター自身が理解しきれないと
執筆ができません。
理解力は鍛えることができます。
日頃から分からないことは
すぐ調べるようにしたり、
幅広い分野で情報収集していくと、
脳内の引き出しが増えて
理解力がアップするので◎
マーケティング
webライティングが活用されるのは、
個人・企業の売上アップに向けた
施策の中の一部分です。
広告が絡むこともあるので、
- 「どんな人にアプローチしているのか。」
- 「何を伝えれば価値を感じてもらえるのか。」
そこまで理解して執筆できれば
クライアントへの貢献度も違いますよね。
マーケティングの知識は
ぜひ身に付けておきましょう。
すぐにライターの仕事を見つけるには?
ライティングスキルを磨いて
いざライターとしてスタートしても、
案件を受注しないと
収入にはなりませんよね。
初心者の方でも取り組みやすい
依頼の受け方をご紹介します。
クラウドソーシングサービスに登録する
まずは実績づくりからと考えると、
クラウドソーシングで案件に応募する。
というやり方がおすすめです。
「納品までの流れ」や、
「一つの案件にかかる時間」が
把握できるので、積極的に
応募してみましょう。
ただ、低単価な案件も多いので
クラウドソーシング一択ではなく、
良い案件があったら応募する。
と窓口の一つとして考えると◎
SNSで活動する
SNSを調べてみると、
ライター募集は意外とあります。
また、SNSは受注の窓口として、
人脈づくりとしても活用できるので
積極的に取り組んで
アカウントを育てておくと◎
案件に応募してみたり、
ライターだと知ってもらうためにも
どんどん発信していきましょう。
ただ、発言内容は慎重に!
ライターを募集している企業に就職する
求人として募集をかけている企業に
就職するというのも一つの手段です。
未経験者も積極的に
採用している企業も割と多いです。
ただ、中には
ライターの募集ではあるものの、
他の業務が含まれる場合もあるので
内容はよく確認した方が◎
自分から売り込む
ジャンルを問わず、
ライターはまだまだ人手不足です。
Web制作会社や
メディアに売り込むのも◎
あなたが普段見ているメディアも、
よく見てみると「ライター募集中」
なんてことも結構あります。
営業が苦手な方には
ハードルが高いかもしれませんが、
やってみて損はないですよ。
ライターはこんな人におすすめ
次のような方は、
ライターを選択肢にいれても
良いかもしれません。
自由に働きつつ収入が欲しい人
Webライターは、
執筆自体は在宅でできるので
住む場所や時間に縛られずに
働くことができます。
パソコンとネット環境があれば
執筆できるので、比較的
スタートしやすいのも特徴です。
会社員として働く場合も、
リモートワークなどを導入して
柔軟な働き方が出来る企業も
増えてきています。
もちろん、学ぶことも多いので
「簡単」とは言いませんが、
自由さを求める方には
選択肢の一つとして
おススメできます。
副業として副収入が欲しい人
近年、副業を認める企業が
増えてきたことで、
副業として収入を得ている方も
増えてきましたね。
本業以外の時間から
副業の時間を捻出するので、
心身への負担は増えてしまいがちです。
未経験からでも
スキルに応じて少しずつ
ステップアップできるライターは、
副業が初めての方にも
おすすめしやすい仕事です。
何か使えるスキルを身につけたい人
社内でのキャリアアップや
独立を目指していて、
今後のためにスキルを
身に付けたいという方にも
ライターはおすすです。
特に、セールスコピーや
マーケティングの知識は
どんなビジネスにも役立つので、
独立する・しないに関わらず
習得しておくと◎
まとめ
今回は、
- ライターに向いている人について
- 仕事の流れ
- 働き方とステップアップ
- ライター必須のスキル
- 仕事の取り方
- ライターがおすすめな人
についてのお話でした。
最近はライターという言葉も
知られるようになり、その重要性にも
注目されてきています。
それでもまだライター不足。
今回の向いている人、
おすすめな人に当てはまった方は
選択肢の一つとして
考えてみるのも良いかもしれませんね。
今回はこの辺で。
ではでは。
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